日本版 ナースプラクティショナーになるために

看護師「特定能力認証制度」 臨床にいる医療者も聞きなれない言葉だと思います。試行事業として開始されているこの制度への参加を目指し、日々の勉強や思ったことを書いていきたいと思います。
Posted by Takashi

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始まります。

前回の病気報告ブログからしばらく時間がたってしまいました。

関西の職場を離れ、NPを目指し東北へとやってきました。
いざ離れるとなると、関西にいた10年間がとても尊いものに思え
少し切なくなりましたね・・・。

しかし自分が目指していた道に進めることは、とても幸せに思いますし
何より発展途上中の制度の中で試されることに身が引き締まる思いでいます。

まずは勉強です。

求められるものを、求められる以上に一つ一つこなして、
確かな実力をつけていけるよう頑張ります。

そしてビジョンです。

自分が臨床の中でどのような役割を担うことで、新しい医療につながるのか?
医療を必要とする人にとって、自分はどう利益になりえるのか?

何度も何度も考え、今も答えを探していますが、まだまだ考え続けていきます。

4月4日が大学院の入学式です。

働きながら通うことを選択したので、今は新しい職場のオリエンテーション
な毎日ですが、一日一日を大切に確実に成長していけるように頑張ります。

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どーしたエピネフリン!

「エピネフリン」皆さん使ってますか?そうです蘇生のときにつかう
ボスミンとかアドレナリンとかですよね。

ACLSの蘇生アルゴリズムに入ってさえいる薬剤ですが、実は少し前から
エピネフリンは良くないんじゃないの?という話が出ていました。

そして数年前から、世界中でかなり大規模なRCTが複数行われた結果、以下のような
結果が、多数報告されました。

①院外心停止でのエピネフリン投与は長期的な生命予後を改善しない。
②院外心停止でのエピネフリン投与は神経学的予後を改善しない。

正直、長期的な生命予後や、神経学的予後は、蘇生条件や蘇生後のケアで大きく
異なるため、一概に「エピネフリンは意味がない」ということに抵抗がありますが
大規模な研究の結果が示している事実は、無視できないですよね。

今度のACLS2015では、エピネフリンの推奨度が下がるかもしれません。

ただ新しいガイドラインが出るまでは、エピネフリンを投与するたびに、
モヤっとした気持になりそうです。
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救急医療における終末期医療に関する提言

みなさん、2007年に日本救急医学会から提出された
「救急医療における終末期医療に関する提言」をご存じですか? 
救急領域における終末期は、たとえば慢性疾患のそれとは大きく異なります。

昨日まで元気だった人の命が突然に終わる。残された方は何が何だか分からずに、
気がつけば大切な人がいなくなる。あまりのスピード感に翻弄され、
受容することは困難です。


医療スタッフは救命を最優先に対応しますが、治療の過程で限界が見えてくる
場合があります。

例えば、致死的不整脈、心停止で搬送された患者さんにPCPSをつなぎIABPを
留置し、CHDFをまわす。脳保護のために低体温療法を導入し、各種昇圧剤、
抗不整脈薬を使用、モニタリングのためにスワンガンツやAラインなどを
留置する。

PCPS(経皮的補助人工心肺)のFlowをかせぐため、輸血、輸液を大量に使用する。


治療の過程で、身体はむくみ、元気な頃のイメージとはかけ離れていきます。
心臓が動いてくれることを期待して各種のデータを確認するが、しかし心臓は動かない。

このとき、どんどんイメージが変わる患者さんの身体を見ながら、安らかな最期とは
反対の介入をしている自分たちに戸惑います。

「救急医療における終末期医療に関する提言」は、どんなに手を尽くしても救命できない
ことが明らかであるが、まだ死は迎えていない患者さんに、どう介入するか、その道筋が
示されています。

積極的に死を早めるであろう内容まで含まれてるため、個人的には大きな衝撃を受けました。

ポイントは、患者自身と家族が納得のいく選択ができるよう、十分な情報を提供し
意向を最大限にくみとることなのでしょう。言葉にすれば、当り前のことですが
これが十分にできているといえる、施設はどれだけあるのでしょうか?

医療者が良いと思う最後でなく、患者自身や家族がベストだと思う最後が迎えられるよう
この提言が活用されてほしいと、いろいろな最期を見てきて強く思っています。

私自身もその中で、「看護師としてできることは何か」と考え続けていきたいと思います。
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今の医療について・・・。

みなさんは今の医療をどう思いますか?やたら医療崩壊だとか、医師不足が叫ばれ、
医療事故が起きれば、鬼の首を取ったようにマスコミに叩かれます。


日本は、医療へのアクセスや低コストという面からみると、世界トップレベルの医療を提供
しているといえるでしょう。また、そういった面の国際的な評価は非常に高いです。

しかし医療者の数は他国からみると極端に少なく、また対応が十分にできないことで
患者満足度も低いというデータが総務省から2000年に報告されています。

国民皆保険制度のおかげで、医療へのアクセスが非常によく、また安価で医療を受ける
ことができる。これは日本の誇るべき制度であると思いますが、同時に医療ニーズの
増加をもたらし、他国に比べ少ない医療スタッフに多大な負担を与えました。

なんとかニーズにこたえようと、ここまで医療者は努力してきましたが、現行の
医療制度では、増大する医療ニーズに対応することは難しく、需要と供給のバランスが
保てなくなりつつあります。


世界的に評価された、医療アクセスの良さを維持しながら、増大する医療ニーズに
対応するための対応の一つとして、医療の中で役割を再分配することが
有効ではないかと思いますし、NPはその手段になりえると考えています。

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日本版ナースプラクティショナーを目指して。

皆さんはじめまして。

今日からブログを始めましたTakashiと申します。

私は今年で8年目になる看護師です。

これまで手術室と外科内科混合の一般病棟、CCUを経験してきました。
そして次年度より某大学院修士課程(救急、周術期管理NP養成課程)
への入学が決定しています。


NP養成課程・・・? 皆さん聞いたことがありますか?
実際に臨床で働いている看護師でも聞きなれない方が多いかと思います。

Nurse practitioner NP協議会は「診療看護師」という言い方をしていますね。
もともと海外では看護師のadvanced資格としてCNSとかCRNA(麻酔看護師)とか
NP、助産師が存在し、医師と協力しながら医療の一部分を担っています。

アメリカのNPは、ファミリー、急性期、成人、小児、新生児集中治療、精神など
いくつかの専門分野に分かれ、各領域の中で診断、治療を医師と協力しながら
行っています。NPの自律性に関しては州により異なり、医師との連携が求
められる州から、完全に独立し診療行為を行っている州までさまざまです。

わが日本でも、医療ニーズの増大から看護師の業務拡大が検討され始め、いくつか
の大学院で臨床推論や医行為などに特化した看護師の養成が始まりました。

現在は養成過程を終了した一部の看護師が、試行事業のなかで医行為を行い、
能力の確認、制度へのフィードバックが行われています。

そして今年度は「特定能力認証制度」として法律の改正、制度化へとつながる
年になるかもしれません。

私自身、思うところがあり進学を決意しましたが、NP課程修了者や院生などの
正確な情報が少なく困りました。

このブログは、日々の勉強や思ったことを書き込んでいきますが、これからNP養成課程
を目指す方や、興味がある方に、少しでも情報提供ができればうれしく思います。

よろしくお願いします!!
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